2.鱒渕茶園の茶畑日記
一気に寒くなりました

先月10日頃までは最高気温が30℃近くまでなっていたかと思えば、10月半ば以降は本来の10月らしい気温まで一気に下がり、11月に入ればさらに霜が降りるまでに寒くなってきました。何年か前までは秋といえば過ごしやすい天気で行楽などにちょうどよいシーズンでしたが、ここ数年は気候変動の影響を肌で感じさせられ3ヶ月も続くような夏と、一瞬で通り過ぎてしまう秋に変わってしまったようです。
鱒渕茶園も夏場の雨不足が影響し夏から秋にかけて成長する芽伸びが遅れましたが、9月以降の降雨と高温傾向もあって10月には遅れを取り戻し秋整枝を行って茶畑の管理作業も一段落したところです。
さて、冬支度は茶畑だけではありません!お茶の葉を荒茶に加工する荒茶加工場も冬が来る前にやっておかなければならない大事な作業があります。それは給水管の水抜きで、冬場-10℃にもなる当地では配管の凍結を防ぐための必須の作業です。冬場に茶荒茶加工場を使用することはありませんので、水道の給水栓を閉じて流しやトイレの蛇口をゆるめたり製茶機械や配管の最下部にある排水栓を開け配管内の水を抜いていきます。
また来年、今度は新茶の加工をするまで工場も長い眠りに入ります…



